高級腕時計をお持ちの方もそうでない方も、誰もが一度は「どのモデルが人気なんだろう?」と考えたことがあるかと思います。「人気の王道モデルが欲しい!」「人と被らないモデルが欲しい!」など、皆様それぞれの動機があるなか、実際にどれが人気なのか!?は、リアルタイムに情報を得なければなかなか手に入りません。

そこで今回は、【ヴァシュロンコンスタンタン】のモデルを対象に、2025年上半期のコミット銀座(以下:当店)取り扱い数上位5本を公開いたします!是非とも皆様も一緒にランキングを想像しながら、楽しんでご覧ください。

 

 

第5位

『フィフティーシックス』「Ref.4600E/110A-B487」

 

第5位には、2019年に新作モデルとして登場した『フィフティーシックス』「Ref.4600E/110A-B487」がランクイン。

1956年に発表された名機「Ref.6073」から着想を得て誕生したこちらは、セクタータイプのブルーダイヤルと、細部に渡って丁寧な仕上げが施されたケースラグやブレスレットが美しく、魅力的なデザインとなっています。SS(ステンレススチール)製の薄型ケースに搭載されたムーブメント「Cal.1326」は、リシュモングループ傘下のヴァル・フルリエがカルティエ製の「Cal.1904 MC」をベースに製作されており、裏蓋からその精緻な動きを鑑賞いただけます。ビジネスでもカジュアルでもオシャレに決めたい方にオススメしたい一本です。

 

 

第4位

オーヴァーシーズ デュアルタイム「Ref.7900V/110A-B334」

第4位には、2016年にリニューアルされた『オーヴァーシーズ』 に"デュアルタイム機構"を搭載した『オーヴァーシーズ デュアルタイム』「Ref.7900V/110A-B546」がランクイン。

その名の通り2つのタイムゾーンを読み取れるこちらは、9時位置の”AM/PM”表示で第2時間帯の午前・午後を確認いただけます。また、25,000A/mもの耐磁性と60時間のパワーリザーブを備えたムーブメント「Cal.5110 DT」は文句無しの性能を誇り、6時位置のカレンダーは4時位置のプッシャーで簡単に調整することが可能となっております。優れた機能性を有しているのはもちろんのこと、同ブランドのブルー文字盤は美しく上品なカラーに仕上がっていますので、オンオフ問わずご利用いただける万能な一本と言えるのではないでしょうか。

 

 

第3位

オーヴァーシーズ クロノグラフ「Ref.5500V/110A-B148」

 

第3位には、2016年のフルモデルチェンジを経て、裏蓋がシースルーバック仕様となった『オーヴァーシーズ クロノグラフ』「Ref.5500V/110A-B148」がランクイン。

ブルーの濃淡によってダイヤル、インダイヤルが同色でまとめられた美しいデザインのこちらは、パワーリザーブ約52時間、ジュネーブシール取得のムーブメント「Cal.5200」を搭載しております。更には簡単にベルト交換が可能な”インターチェンジャブル式機能”を採用し、その汎用性の高さは特筆すべきポイントです。スポーティーかつ爽やかな印象のモデルをお探しの方にオススメです。

 

 

第2位

『オーヴァーシーズ オートマティック』「Ref.4500V/110A-B128」

第2位には、ジュネーブサロン2016で発表された三代目『オーヴァーシーズ』「Ref.4500V/110A-B128」がランクイン。

近年の【ヴァシュロンコンスタンタン】人気を牽引してきたこちらは、1996年に発表された初代『オーヴァーシーズ』から20周年となる節目でムーブメントの自社開発を達成し、ジュネーブシールが刻印されたモデルになります。新型「Ref.4520V」に釣られて徐々に相場も上がってきている印象ですので、早めに押さえておくことをオススメいたします。

 

 

第1位

『オーヴァーシーズ オートマティック』「Ref.4520V/210A-B128」

 

栄えある第1位には、2024年に突如発表された四代目『オーヴァーシーズ オートマティック』「Ref.4520V/210A-B128」がランクイン。

三代目「Ref.4500V」に続き、シンプルな三針+デイト付きブルー文字盤が引き継がれたこちらは、2024年6月頃の個体から付属品(ボックス)のデザインが変更されています。『オーヴァーシーズ』は直近のギャランティーが好まれる傾向にありますので、その辺りもご購入を検討されている方には大きなポイントなのかもしれません。出回りもまだそこまで多くなく、デザイン性、資産性にも優れていることから、狙っている方が多い一本となっています。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

【ヴァシュロンコンスタンタン】と言えば、やはり『オーヴァーシーズ』。そう言わざるを得ない結果でしたが、そこに食らいついてきたのは、2018年発表と比較的新しいコレクションの『フィフティーシックス』。こちらも個性的で美しいデザインとなっていますので、購入の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。とにもかくにも、やはり高級腕時計は実物を見ることが一番です。是非ともお近くにいらした際には、コミット銀座へお立ち寄りください。

本記事が皆さまの売買における参考になれば幸いでございます。次回以降の取り扱い数ランキングもお楽しみにお待ちください!

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