高級腕時計をお持ちの方もそうでない方も、誰もが一度は「どのモデルが人気なんだろう?」と考えたことがあるかと思います。「人気の王道モデルが欲しい!」「人と被らないモデルが欲しい!」など、皆様それぞれの動機があるなか、実際にどれが人気なのか!?は、リアルタイムに情報を得なければなかなか手に入りません。

そこで今回は【パテックフィリップ】のモデルを対象に、2024年下半期のコミット銀座(以下:当店)取り扱い数上位5本を公開いたします!是非とも皆様も一緒にランキングを想像しながら、楽しんでご覧ください。

 

 

第5位

ノーチラス アニュアルカレンダー ムーンフェイズ「Ref.5726A-001」

 

第5位には、2010年発表のSS(ステンレススチール)×アリゲーターストラップ×”年次カレンダー機能”を搭載した『ノーチラス アニュアルカレンダー』「Ref.5726A-001」がランクイン。

11.3mmと、迫力あるケース厚になっていますが、素材にSS(ステンレススチール)を使用することで着用感を配慮した仕様となっています。SS(ステンレススチール)×アリゲーターストラップ仕様の『ノーチラス』は、こちらのモデルしか存在していないこと、また、シンプルな三針『ノーチラス』のプレミアム価格と比べ、お得感のある価格設定となっているため、いま注目されている一本です。

 

 

第4位

アクアノート エクストララージ 「Ref.5167/1A-001」

第4位には、2008年に追加発表されたSS(ステンレススチール)ブレスレット仕様の『アクアノート』「Ref.5167/1A-001」がランクイン。

「Ref.5167A-001」とはブレスレット部分の仕様違いとなるこちらですが、トロピカルバンド仕様のモノに比べてラグジュアリー感があり、よりビジネスシーンにおいて使用しやすくなっています。高騰していた一時期に比べ、資産価値を保ちながらも市場価格は多少落ち着いている印象ですので、アクアノートを手にしたいとお考えだった方はぜひご検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

第3位

ノーチラス「Ref.5711/1A-010」

 

第3位には、2006年頃の発表時から非常に高い人気を誇っていましたが、惜しまれつつも2021年に廃盤となってしまった『ノーチラス』「Ref.5711/1A-010」がランクイン。

“プチコンプリケーション”や”クロノグラフ”、”トラベルタイム”など、魅力的な機能やデザインを持ったモデルが多く販売されていますが、やはり三針タイプのシンプルさは、先ほどご紹介した『アクアノート』同様、飽きずに使用出来ることから非常に人気が高く、SS(ステンレススチール)モデルながらも一千万円を優に超える価格で取引されています。一時期の高騰した相場に比べると落ち着いてきた印象ですが、既に廃盤となっていますので、良い個体や高年式の個体は市場から数が減ってきています。いつかは欲しい!と思っていた方は、早めに購入されることをオススメいたします。

 

 

第2位

アクアノート「Ref.5167A-001」

第2位には、2007年の登場以来、今なお販売されているロングセラーモデル『アクアノート』「Ref.5167A-001」がランクイン。

“クロノグラフ”、”トラベルタイム”など、魅力的なデザインや機能を持ったモデルもございますが、デイト表示のみの三針モデルは、そのシンプルなデザイン故に飽きずに長くお使いいただける不動のモデルです。ケース径40.8mmの程よい大きさと、ケース厚8.1mmという腕馴染みの良さは、スーツなどのフォーマルな装いはもちろんのこと、オフの日のカジュアルスタイルにも合わせやすいサイズ感となっています。二次流通市場の価格も安定しており、資産性にも優れた一本として高い注目を集めています。

 

 

第1位

ノーチラス プチコンプリケーション「Ref.5712/1A-001」

栄えある第1位には、『ノーチラス』生誕30周年記念となる2006年に発表された『ノーチラス プチコンプリケーション』「Ref.5712/1A-001」がランクイン。

前モデル「Ref.3712/1A-001」から、デザインやムーブメント自体の変更はされておらず、ムーブメントの規格が”ジュネーブ・シール”から”パテック・シール”へ、ブレスレットのコマが”ネジ式”から叩いて抜く”ピン式”へと変更になっています。おいそれと簡単に購入出来ない価格設定ではございますが、人気の三針『ノーチラス』のプレミアム価格と比べ、比較的お得感があるということもあり、注目を集めた結果になりました。資産性、実用性ともに文句無しの一本です。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

やはり『ノーチラス』『アクアノート』強し、といった結果になりましたが、全体的にスポ―ティーな時計が選ばれているように思えます。また、カラーリングも派手過ぎず上品で、オンオフ兼用で使える点も、人気のポイントではないでしょうか。周りの人とは一味違う腕時計を身に着けたいとお考えの方は、本記事を参考に選んでみるのも一つかもしれませんね。

本記事が皆さまの売買における参考になれば幸いでございます。次回以降の取り扱い数ランキングもお楽しみにお待ちください!

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