インターネット上での商品購入が当たり前となっている昨今。高級腕時計も例外ではございません。当店においても、ホームページ(以下:HPと表記)で公開している情報を、事前に検索して来店される方や、そのままインターネット上で購入される方も多数いらっしゃいます。実際に、アクセス数が多い商品に関しては即販売に至っているケースがほとんど。このことからも、市場での注目度や人気の度合いを測るうえで、HPアクセス数は重要な指標となるのです。

そこで、当店の直近半年間におけるアクセス数上位5本を、ブランド毎に複数回に渡ってご紹介していきたいと思います。こちらのランキングに注目し、是非とも実需の高いモデルを見極めるひとつの知見にしていただければと思います。

今回は、世界三大時計の一角【オーデマピゲ】のモデルにフォーカスを当て、ご紹介していきます!ぜひ最後までお楽しみください。

 

 

第5位

ロイヤルオーク オートマティック「Ref.15500ST.OO.1220ST.02」

第5位には、【オーデマピゲ】不動の人気モデル『ロイヤルオーク』から、2019年に登場した「Ref.15500ST.OO.1220ST.02」がランクイン。

文字盤のグランドタペストリーパターンは継承しつつも、インデックスが太くなったことで視認性が向上したこちらは、文字盤6時位置のAUTOMATIC表記がなくなり、見た目がスッキリと刷新されました。ケース径は41mmと存在感抜群ながら、ブレスレットは滑らかな着け心地となっていますので、ぜひ一度着用してみていただきたい一本です。落ち着いた印象のスレートグレー文字盤は使い勝手も良く、ビジネスシーンにおいても活躍してくれること請け合いですので、大人のスマートさを演出したい方には特にオススメです。

第4位

ロイヤルオーク オートマティック「Ref.15550ST.OO.1356ST.06」

第4位には、SS(ステンレススチール)×ナイトブルー文字盤の組み合わせが人気を博している『ロイヤルオーク オートマティック』「Ref.15550ST.OO.1356ST.06」がランクイン。

前モデル「Ref.15450」からダイヤルデザインが変更となり、12時位置のAPロゴ、6時位置の”AUTOMATIC”表記が無くなったことで、すっきりとしたデザインになっています。ブルー文字盤が特に人気の『ロイヤルオーク』ですが、こちらのナイトブルー文字盤は従来のモデルに使用されていたブルーより深い色味で落ち着いた印象を周りに与えるため、オンオフ兼用で使用される方も多いのではないでしょうか。またムーブメントには、前モデルで採用されていた「Cal.3120」からブラッシュアップされた自社製新ムーブメント「Cal.5900」を搭載しており、そのパワーリザーブは約60時間を誇ります。実用性も高く、資産価値も高いと、言うこと無しの魅力的な一本です。

第3位

ロイヤルオーク「Ref.15450ST.OO.1256ST.01」

第3位には、『ロイヤルオーク』誕生40周年記念として、2012年に登場した「Ref.15450ST.OO.1256ST.01」がランクイン。

グランドタペストリーパターンのシルバーダイヤルが爽やかな印象のこちらは、ケース径37mmと、少し小ぶりなサイズで日本人には腕馴染みの良い一本となっています。また【オーデマピゲ】の基幹ムーブメントにあたる「Cal.3120」を搭載しており、パワーリザーブは約60時間と、デザインのみならず、実用性も抜群。「Ref.15450ST」は、ブルー、グレー、シルバーと3色展開となっていますが、どのモデルもオンオフ問わず活躍してくれますので、ご自身のスタイルに合わせて選ばれるのが良いでしょう。

第2位

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック ボリショイ限定モデル「Ref.15210BC.OO.A321CR.99」

第2位には、ロシアのボリショイ劇場とのパートナーシップ10周年を記念して2019年に99本限定で発売された『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック』「Ref.15210BC.OO.A002KB.01」がランクイン。

美しく透明感のあるグランフーエナメル加工がスモークブルー文字盤に施されたこちらは、18KWG(ホワイトゴールド)ケースにより、上品さや重厚感のある仕上がりとなっています。また、サファイアガラスのスケルトンバックから鑑賞いただけるムーブメントには、ボリショイ劇場のロゴが刻まれており、限定品ならではの特別感を演出しています。もちろん、搭載ムーブメントの「Cal.4302」はパワーリザーブ約70時間と、性能に関しても文句無しです。デザインと言い、実用性と言い、一生モノの一本をお探しの方に、是非ともオススメしたいモデルです。

第1位

ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン「Ref.15202ST.OO.1240ST.01」

栄えある第1位には、『ロイヤルオーク』誕生40周年を記念した復刻モデル『ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン』「Ref.15202ST.OO.1240ST.01」がランクイン。

こちらは、1972年発表のファーストモデル「Ref.5402」と同様の39mmケース、薄型の自動巻ムーブメント「Cal.2121」を搭載した、人気の復刻モデルです。当時と同じ仕様のプチタペストリーパターンや6時位置の”AP”ロゴを見る限り、まさにロイヤルオークファンのための時計と言えるでしょう。”39mm”と言えば今でこそ一般的なケースサイズではありますが、当時は非常に大きかったことから、”ジャンボ”と呼称され、その名残がこちらのモデル名にも継承されています。復刻モデルにも関わらず、古さを感じさせないモダンなデザインへと昇華しており、非の打ち所がない完成された一本と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

【オーデマピゲ】と言えば、やはり『ロイヤルオーク』ということで、ランキングのほとんどを埋め尽くしていましたが、その中に食い込んできたのは、限定モデルの『CODE 11.59』。やはりこのグラデーション掛かったブルー文字盤と18KWG(ホワイトゴールド)ケースとのコントラストや、希少性といったところに惹かれた方が多かったのでしょう。これは『ロイヤルオーク』1強の時代が変わりそうな予感がしてきますね!

今回も、本記事が皆さまの売買における参考になれば幸いでございます。次回以降のアクセス数ランキングもお楽しみにお待ちください!

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