高級腕時計をお持ちの方もそうでない方も、誰もが一度は「どのモデルが人気なんだろう?」と考えたことがあるかと思います。「人気の王道モデルが欲しい!」「人と被らないモデルが欲しい!」など、皆様それぞれの動機があるなか、実際にどれが人気なのか!?は、リアルタイムに情報を得なければなかなか手に入りません。

そこで今回は、【パテックフィリップ】のモデルを対象に、2024年上半期のコミット銀座(以下:当店)取り扱い数上位5本を公開いたします!是非とも皆様も一緒にランキングを想像しながら、楽しんでご覧ください。

第5位
『アクアノート トラベルタイム』「Ref.5164A-001」

第5位には、2011年に登場したSS(ステンレススチール)ケース仕様の『アクアノート トラベルタイム』「Ref.5164A-001」がランクイン。

“トラベルタイム機能”を有したムーブメント「Cal.324 S C FUS」を搭載したこちらは、2つのタイムゾーンを同時に表示することが可能で、海外渡航をする方にとっては特に利便性の高い仕様となっています。インパクトがある40.8mmのケース径×10.2mmのケース厚にブラック・エンボス加工が施された文字盤の組み合わせは、一見すると主張が控えめながらも、着用するとその存在感は抜群。スポーティーな雰囲気、且つシンプルなカラーリングにまとめられていることで、オンオフ問わず着用できる点が人気足る所以でしょう。

第4位
『カラトラバ』「Ref.6119G-001

第4位には、「Ref.5119」の意匠を汲みつつも、ケース径39mmへとサイズアップして、2021年に登場した『カラトラバ』「Ref.6119G-001」がランクイン。

こちらは、クルドパリ(ホブネイルパターン)のベゼル×アプライドのゴールド植字インデックス×ドルフィン針×縦サテン仕上げが施されたグレー文字盤の組み合わせが上品で美しい、【パテックフィリップ】を代表するドレスウォッチです。無駄を最大限削ぎ落としたことにより、シンプルで美しいのはもちろん、細部の仕上げにも拘った丁寧な作りとなっていますので、大人の余裕を演出するのに一役買ってくれます。一生モノのドレスウォッチをお探しの方に、是非ともオススメしたい一本です。

第3位
『アクアノート』「Ref.5168G-001

第3位には、2017年に『アクアノート』生誕20周年を記念して、42.2mmのジャンボサイズで発表された「Ref.5168G-001」がランクイン。

ブラックグラデーションのブルー文字盤に、同系色のミッドナイトブルーで作られたトロピカルバントの組み合わせが、スポーティーながらも上品な印象のこちらは、ムーブメントにパテックフィリップシール取得の「Cal.324SC」を搭載し、文句無しの機能性を誇ります。また、2022年頃からは、”観音開きのホールディングバックル”と”新ムーブメント「Cal.26-330 S C」”が採用されており、両サイドに配されたプッシュボタンによって着脱が容易になっただけでなく、ハック機能(ストップセコンド)の追加と日付変更の禁止時間帯が無くなり、利便性が向上しています。オンオフ問わず使用し易いデザイン性と、抜群の機能性、実用性をも誇る、高級腕時計界を代表するラグジュアリースポーツウォッチです。

第2位
『アクアノート』「Ref.5167A-001

第2位には、2007年の登場以来、今なお販売されているロングセラーモデル『アクアノート』「Ref.5167A-001」がランクイン。

“クロノグラフ”、”トラベルタイム”など、魅力的なデザインや機能を持ったモデルもございますが、デイト表示のみの三針モデルは、そのシンプルなデザイン故に飽きずに長くお使いいただける不動のモデルです。ケース径40.8mmの程よい大きさと、ケース厚8.1mmという腕馴染みの良さは、スーツなどのフォーマルな装いはもちろんのこと、オフの日のカジュアルスタイルにも合わせやすいサイズ感となっています。二次流通市場の価格も安定しており、資産性にも優れた一本として高い注目を集めています。

第1位
『アクアノート エクストララージ』「Ref.5167/1A-001

栄えある第1位には、2008年に追加発表されたSS(ステンレススチール)ブレスレット仕様の『アクアノート』「Ref.5167/1A-001」がランクイン。

第2位にランクインした「Ref.5167A-001」とはブレスレット部分の仕様違いとなるこちらですが、トロピカルバンド仕様のモノに比べてラグジュアリー感があり、よりビジネスシーンにおいて使用しやすくなっています。別売りされているトロピカルバンドを購入して交換することも可能ですので、飽きずに使用出来るのも嬉しいポイントですね。高騰していた一時期に比べ、資産価値を保ちながらも市場価格は多少落ち着いている印象ですので、狙っていた方は今がチャンスかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

人気の『ノーチラス』がランキングを占有するかと思いきや、蓋を開けてみたらほぼ『アクアノート』がランクインした結果となっていましたね。もしかしたら、コロナによって推進されたリモートワークや労働体制の見直し等が図られたことで、プライベートな時間が増え、オフの時を意識したモデルに人気が集まり始めているのかもしれませんね。今回ご紹介したモデルは、今後より一層個体数が減っていくことが予想されますので、狙っている方はお早めに手にしておくことをオススメいたします。

本記事が皆さまの売買における参考になれば幸いでございます。次回以降の取り扱い数ランキングもお楽しみにお待ちください!

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