みなさん、こんばんは。

今回は、オススメの『グランドコンプリケーション』を数本ピックアップして、改めてご紹介したいと思います。
近年ではレマニア製ムーブメントを搭載した「Ref.3970」や「Ref.5004」が、世界オークションを中心に大きな注目を集め、相場も大きく高騰しています。一方で、その次世代モデルにあたる、パテックフィリップの自社製ムーブメントを搭載した、「Ref.5270」や「Ref.5204」は、現在の正規販売価格と比較すると、まだお求めやすい価格水準にあると言えるでしょう。
今後、これらモデルの相場が上昇していく可能性は十分に考えられますので、ご検討中の方にとっては、まさに今が良いタイミングではないでしょうか!?
ということで、ぜひ最後までご覧ください!!
『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』
「Ref.5270」シリーズ

「Ref.5970」の後継モデルとして、完全自社製ムーブメント「Cal.CH 29-535 PS Q」を搭載して、2011年に発表された初代「Ref.5270G-001」。
オパーリンシルバー文字盤に配された、酸化ブラック仕上げの時・分針、インデックス、文字盤外周のレールウェイが端正な表情のこちらは、約3年間ほど製造されていました。

「Ref.5270」シリーズは、二代目以降のモデルから文字盤外周にタキメータースケールを採用してきました。しかし、2022年発表の現行モデル「Ref.5270P-014」は、これまでの流れとは異なり、タキメータースケールではなくレイルウェイ(分目盛)を採用しています。
プラチナケースに、ブラックグラデーションのラックグリーン文字盤という特別感のある仕様に加え、このレイルウェイを用いた文字盤デザインは、初代「Ref.5270」へのオマージュとも受け取れる構成です。シリーズの歴史を振り返ると、あえて原点を想起させるデザインへ回帰してきた点から、この「Ref.5270P-014」こそが、「Ref.5270」シリーズの最終形(ファイナル)なのではないか、と感じてしまいますね。
文字盤の基本的なレイアウトは歴代のモデルと変わっていませんが、新たに4時位置と5時位置の間に閏年サイクル、7時位置と8時位置の間に昼夜を表示した2つの小窓が追加されました。また、3時位置の30分積算針と9時位置の秒針を6時位置に若干下げたことにより、視認性が向上しています。好みは分かれるところではありますが、
「Ref.5270」は、これまでに登場してきた数ある『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』搭載モデルの中でも、最も洗練されたモデルだと私は思っています。

2015年に登場した「Ref.5270」の三代目にあたる『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』「Ref.5270G-019」。
文字盤外周のスケールは、初代と二代目を合わせたようなレイアウトになり、全体的に内側に寄ったデザインへと変更され、インダイヤルの針(秒針、30分積算針、カレンダー表示針)は、従来のリーフ型から細い棒状のスッキリとした仕様になっています。また、二代目で賛否両論分かれていた6時位置のカレンダー部のスケールは、膨らまずに切れたデザインへと変更されており、バランス・視認性・美観のすべてにおいて非常に完成度が高く、まさにパーフェクトな仕上がりと言えるでしょう。

初めて「Ref.5270」シリーズをご覧になった時、ラグが段付きになった独特な形状であることに、少し”クセのあるデザイン”と感じた方も多いのではないでしょうか。しかし現在では、このステップ(段)のあるラグこそが、Ref.5270を象徴する完成されたケースデザインとして、高く評価されています。
さらに注目すべきは、わずかに反ったような優美なベゼル形状。このデザインは、今では海外オークションでしかほぼ見ることができない、歴史的名作である『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』搭載モデル「Ref.2499」にも採用されていた意匠であり、その系譜を感じさせる重要なデザイン要素といえます。
そして、革ベルト仕様の中でも特に人気の高い、18KWGケース×ブルー文字盤の組み合わせは、モダンな雰囲気を持ちながらも、ケースデザインの特徴が相まって、どこかクラシカルな佇まいも感じさせる絶妙なバランスが魅力となっています。

永久カレンダー機構を搭載しながらも、僅か7mm程の厚さに抑えられているのは圧巻の一言です。また、クロノグラフに加えて永久カレンダーという複雑機構を搭載しながらも、ムーブメントの厚さは僅か7mm、ケースの厚さも12.4mmに抑えられており、着用感にも優れています。加えて、クロノグラフ非作動時には最大約65時間のパワーリザーブを備えているなど、実用性の高さも魅力です。
『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』
「Ref.5204」シリーズ

「Ref.5204」は、2012年に完全自社開発・製造による新世代ムーブメント「Cal.CHR 29-535 PS Q」を搭載し、PT(プラチナ)ケース × シルバー文字盤仕様の初代モデル「Ref.5204P-001」として発表されました。
このムーブメントは、2011年に発表された『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』「Ref.5270」に搭載された自社製手巻クロノグラフをベースに、スプリット秒針(ラトラパンテ)機構を追加したものとなります。まさに、パテックフィリップの技術力を象徴する構成と言えるでしょう。
なお、これまで「Ref.5204」シリーズは複数本取り扱ってまいりましたが、この初代モデル「Ref.5204P-001」だけは、いまだに実機を目にしたことがありません。「いつかは必ず…」と思い続けている特別な一本であり、市場では“プロトタイプ的存在”と語られることもある、極めて謎とロマンを秘めたモデルでもあります。

12時位置にある曜日・月を表示するカレンダーの小窓、閏年は4時位置と5時位置の間に数字で表示される窓が配され、7時位置と8時位置の間には白と青で昼夜が分かる窓があります。また、6時位置のムーンフェイズは、下部にくり抜かれており、それぞれのレイアウト、文字盤デザインも完璧です。
クロノグラフの操作に関しては、2時位置のプッシュボタンでスタート&ストップ、4時位置のプッシュボタンで計測をリセットと、通常と同様になっていますが、スプリットセコンドの操作に関しては、3時位置のリューズと一体型のプッシュボタンにて、スタート&ストップを行う仕組みとなっています。40mmのケース径に14.3mmの厚さ、この大きめのリューズが抜群の存在感を放っており、特別感を演出しています。
スケルトンバックから鑑賞いただけるムーブメントは、完全自社開発・製造の「Cal.CH 29-535 PS Q」。一つ一つのパーツの仕上げが丁寧で細かく、パテックフィリップの伝統と技術力の高さを感じることができます。

「Ref.5204」初となる18KWG(ホワイトゴールド)ケースを採用して2022年に登場した「Ref.5204G-001」『パーペチュアルカレンダー スプリットセコンド クロノグラフ』。
現存している唯一の「Ref.5204」であり、もはや完成形とも言えるモデルであります。外周に向かって濃くなっている、ブラックグラデーションのオリーブグリーンソレイユ文字盤は、非常に美しく、見る者全てを惹きつける魅力的なデザインに仕上げられています。
従来のモデルは全てアリゲーターベルト仕様でしたが、今回の「Ref.5204」では、初となるカーフベルトがオリジナルで採用されています。やや艶感のあるオリーブグリーンのカーフベルトを採用することによって、いい意味で’’抜け感のある’’仕上がりになっており、更に手縫いで施された白色のハンドステッチが良いアクセントになっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
現在、「Ref.5204G-001」の国内正規販売価格は55,320,000円(税込)となっておりますので、当店の販売価格がいかにリーズナブルで、お得感のある設定であるかをご理解いただけるのではないでしょうか。
また、近年は国内正規価格が年に数回改定されるケースも珍しくなく、今後もさらなる値上げが予想されます。そのような状況を踏まえると、以前からお探しだった方にとって、まさに今がご購入の好機と言えるかと思います。
引き続き、魅力的でオススメ出来るモデルを一本でも多くご紹介して参りますので、次回もお楽しみにお待ちください!
では、また!




