みなさん、こんばんは。

 

 

まずは、直近の相次ぐ台風の被害に合われた方々へ、心よりお見舞いを申し上げます。一日も早いご復興を心よりお祈り申し上げます。

さて本日は、当店"初入荷"モデルをご紹介させていただきます!そして、既に生産終了しているダイヤル違いのモデルもちょうど在庫しておりますので、そちらと比較しながらご紹介したいと思います!ご購入をご検討されていらっしゃる方は、是非この機会をお見逃しなく!!

 

 

「Ref.5270P-014」
『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』PT

 

2022年の新作として、PT(プラチナ)ケース×グリーン文字盤で発表された『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』「Ref.5270P-014」。

それまでに販売されていたゴールドオパーリン文字盤が配された「Ref.5270P-001」と入れ替わりで登場しました。発表時は、針の形状など細部にこそ違いはあれど、2011年登場の初代モデル「Ref.5270G-001」を彷彿とさせるデザインで、原点回帰したのかなとも思いました。

 

 

しかしながら実際に時計を見てみると、初代モデルとは似て非なるもの。これまでのタキメータースケールではなくミニッツスケールへと変更した事により、ラックグリーン文字盤の美しさが際立っています。また、ドルフィン型の針を採用しているため、スポーティーでモダンな印象に仕上げられています。

 

 

ステップになっているラグが特徴的な「Ref.5270」シリーズは、まさに"完成されたケースデザイン"と言えるのではないでしょうか。また、逆に沿ったようなベゼルデザインは、今では海外の時計オークションでしかほぼ見かけることができない「Ref.2499」に採用されているデザインであり、それを踏襲しています。

 

 

サファイアクリスタルのケースバックからは、完全自社製ムーブメント「Cal.CH 29-535 PS Q」を鑑賞する事が可能で、第三世代「Ref.3970」、第四世代「Ref.5970」からの一番の大きな変更点でもあります。これにより、文字盤12時位置の下にあるカレンダー表示窓が大きくなり、新たに閏年の表示窓を5時位置、昼夜表示窓を8時位置に配すなど、より分かりやすく見やすい文字盤デザインへと変更されました。

 

 

艶感のあるブラックのアリゲーターベルトには、ビビットなグリーンのハンドステッチが入っており、従来の"クラシカル"な印象に少しカジュアルな要素が追加されています。

 

 

保証書日付は2022年6月。クローズドの裏蓋、調整ピン等、付属品は完品で、非常に綺麗な状態です。使用によるスレや小傷こそございますが、ノンポリッシュのケースがしっかりとした印象の良い個体です。

 

気になる販売価格は、23,980,000円(税込)

 

商品ページはこちら

 

市場での出回りも少なく、販売価格設定も国内正規希望小売価格と比べると非常にリーズナブルですので、お探しの方にはこの機会での購入を特にオススメいたします。

そして今回、既にディスコン(生産終了)となっている文字盤違いの「Ref.5270P-001」も在庫しておりますので、そちらも合わせて簡単にご紹介したいと思います。 

 

 

「Ref.5270P-001」
『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』PT

 

『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』の第五世代として2011年に発表された「Ref.5270P-001」。

2018年に、満を持してシリーズ初となるPT(プラチナ)ケース×ゴールデンオパーリン文字盤で登場しましたが、10時〜2時までのインデックスは、従来バー型となっていたところ、「Ref.5270P-001」ではアラビア数字のアップライドインデックスが採用されています。

クラシカル且つスペシャルなモデルに採用されてきた、”サーモンピンク“や”カッパー“といわれる文字盤を搭載していることからも、このモデルがいかに差別化されているのかがお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

 

針・インデックス・インダイヤル・タキメータースケールを黒色にしたことにより、高い視認性とヴィンテージの良い風合いを演出しています。

 

 

保証書日付は2019年3月。クローズドの裏蓋、調整ピン、シリアル入りのタグ等付属品は完備で綺麗な状態です。また、弊社提携修理工房にて外装仕上げを行なっておりますので、目立つスレやキズなども見られない綺麗な個体となっております。

 

気になる販売価格は、22,990,000円(税込)

 

商品ページはこちら

  

 

 

最後に、またとない機会ですので、2ショットで撮影しておきますね(笑)みなさまは、どちらがお好みでしょうか?是非、ご感想をお聞かせください。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

既にご存知かもしれませんが、2024年9月から国内外での正規希望小売価格が改定されましたので、二次流通価格が少々リーズナブルになっているかと思います。さらには為替の影響などもございますが、引き続き二次流通市場での相場観は落ち着いておりますので、今がお買い得なのかもしれません。購入をご検討中の方は、ぜひご連絡お待ちしております!

これからも魅力的なモデルを適正価格にてご用意いたしますので、お楽しみに!

では、また!

阿部泰治のパテック論