本日は【2025年度版】ずっと眺めていられる、美しきムーンフェイズ搭載モデル5選をお送りいたします。

月の満ち欠けをダイヤルの中でそっと教えてくれるムーンフェイズ。時間を知るためではなく、ただ「眺めていたくなる」その美しさに、心を奪われたことのある方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなムーンフェイズの魅力がぎゅっと詰まった、見ているだけで癒されるモデルを5本厳選しました。ロマンを腕元に添えるような、特別な一本を見つけていただけたら嬉しいです。

ご興味ある時計がございましたら、この機会に是非インタレスト(再入荷希望)をご登録ください

 

①【A.ランゲ&ゾーネ】『ランゲ1 ムーンフェイズ』「Ref.192.029」

 

2017年に発表された『ランゲ1 ムーンフェイズ』「Ref.192.029」。

【A.ランゲ&ゾーネ】の代表作「ランゲ1」に、美しくも実用的なムーンフェイズを融合させたモデルです。搭載されているのは、自社製手巻きムーブメント「Cal.L121.3」。ランゲらしい3/4プレート構造やハンドエングレービングのテンプ受けなど、裏からも見応えのある仕上がりを堪能できます。

このモデルのムーンフェイズは特徴的で、昼夜表示と連動して背景が回転する二層構造。深いブルーのディスクが時間帯を表現し、月が浮かぶ姿はまさにダイヤルの中に“空”を閉じ込めたような美しさ。月齢誤差は122.6年に1日と非常に高精度です。

クラシカルなデザインと緻密な機構、そして心を穏やかにする月の動き。ずっと眺めていたくなるような、優雅な存在感を放つ一本です。

 

②【A.ランゲ&ゾーネ】『1815 アニュアルカレンダー』「Ref.238.026」

 

年次カレンダーとムーンフェイズを美しくまとめ上げた、『1815 アニュアルカレンダー』「Ref.238.026」。

ケース径40mm、18Kホワイトゴールド製の端正なケースに、シルバー無垢の文字盤。レイルウェイミニッツトラックやアラビア数字のインデックスがクラシックな表情を生み、控えめながらも気品を感じさせます。

ムーンフェイズ表示は6時位置にレイアウトされ、手彫りのように繊細な星空と月が描かれたディスクが美しく配置されております。手巻きムーブメント「Cal.L051.3」を搭載し、アニュアルカレンダー機構により、閏年を除き月末の調整は年に一度でOKという使いやすさも魅力です。実用性と美しさを高いレベルで両立した「使って、眺めて、愛着が深まる」ムーンフェイズウォッチです。

 

③【パルミジャーニフルリエ】『トンダPF アニュアルカレンダー』「Ref.PFC907-2020001-300182」

 

2023年に登場した『トンダPF アニュアルカレンダー』「Ref.PFC907-2020001-300182」。

洗練されたミニマルデザインに、複雑機構を自然に溶け込ませた『トンダPF アニュアルカレンダー』は、静かな高級感と機能美を兼ね備えた一本です。

ローズゴールド製のケースにグレイン仕上げのウォームグレーダイヤルを組み合わせ、エレガントで落ち着いた印象に仕上げられています。ブラウンカラーのアリゲーターストラップはケースとの一体感を持たせているため、手首に滑らかに沿う快適な着け心地を実現。レトログラード式の日付、曜日、月、そして122年周期のムーンフェイズを両半球で表示する自社製自動巻ムーブメント「Cal.PF339」を搭載しています。

美しさと実用性、どちらも妥協しない作りが、ただ時間を知るためだけでなく「眺める」楽しさを教えてくれる1本です。

 

④【パテックフィリップ】『アニュアルカレンダー ムーンフェイズ Tiffany&Co.』「Ref.5146R-001」

 

2005年頃に登場した『アニュアルカレンダー ムーンフェイズ 』「Ref.5146R-001」。

ローズゴールドの温かみあるケースに、エレガントなアイボリーダイヤルを組み合わせ、ダイヤル6時位置に配されたムーンフェイズは、シンメトリーなバランスで配置された曜日・日付表示と共に、抜群の視認性と美しさを両立。

そして【Tiffany & Co.】のダブルネームモデルという希少ポイントも兼ね備えており、ダイヤル12時側にはダイヤルのバランスを損なわない程度に【Tiffany & Co.】の文字が記されております。

ムーブメントには自動巻きの「Cal.324 S IRM QA LU」を搭載。閏年以外は調整不要のアニュアルカレンダー機構は、日常使いにおける実用性も備えています。

ただの複雑時計ではなく、【Tiffany & Co.】のダブルネームという希少性も相まって、“所有する歓び”まで満たしてくれるこのモデルは、腕元にそっと品格とストーリーを添えてくれるタイムピースです。

 

⑤【パテックフィリップ】『ノーチラス プチコンプリケーション』「Ref.5712/1A-001」

 

『ノーチラス』生誕30周年記念となる2006年に発表された「Ref.5712/1A-001」。

パワーリザーブ表示、スモールセコンド、日付表示、ムーンフェイズが、無駄のない絶妙なバランスで配置された独自のデザインが、視覚的にも強く印象に残る、言わずと知れた人気モデルです。

文字盤はグラデーション掛かったブラック・ブルーで、光の当たり方で表情を変える横ストライプの仕上げが機能の多さを感じさせず、洗練された印象を保っています。搭載ムーブメントは自動巻きの「Cal.240 PS IRM C LU」。この複雑機構を搭載しておきながらも、ケース径40mm、ケース厚は僅か8.52mmに抑え、装着時のストレスをかなり軽減している点は、【パテックフィリップ】の技術力の高さを象徴しています。

落ち着いた佇まいの中に奥深い美しさと精緻さを秘めた、見ているだけで楽しめる一本です。ムーンフェイズ好きの方に特におすすめのモデルです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

月の満ち欠けを腕元で感じられるムーンフェイズは、時間を知るためだけでなく、眺めて心が動くような「感性で楽しむ」機構です。

今回ご紹介した5本は、どれも美しさと機能が絶妙に調和したモデルですので、気になる一本がございましたら是非一度お問い合わせいただければ幸いです。